Kinsei R&D | Takayuki FUJIMOTO Works

赤を見る/Seeing Red

Performance directed by Takayuki Fujimoto / 2011 - ongoing

PRODUCTION NOTE

この作品は、進化心理学者のNicholas Humphrey(ニコラス・ハンフリー)が、2004 年にハーヴァード大学で行った講演をもとに書かれた、同名の書籍から最初の着想を得ている。

意識をめぐる考察 (Seeing Red α, β, γ)

意識はどこにあるのか?
それは、個人の中に格納されてあるのではなく、その人を取り巻き、その人自身たらしめている環境すべての中にある。

環境とは?=世界は3つのエレメントに分けることができる:空気、物、表面

  • 空気= その中では、光、音、臭いなどが拡散する。人間も空気の中で拡散している。空気は、常に均質化している。ボーダーがない。
  • 物 = 構造が持続する。連続する固体。構造があるということは、抵抗がある。
  • 表面= 空気と物の境界。光は、物の表面に触れられるし、表面は物の構造をある程度表わしている。 (表面を見ると、例えば固そうだとか柔らかそうだとか、中身が何となく分かる)。

赤い色 = 赤は、自然環境中で、常時はそんなに大きな面積では現れない。普段はあまり見ないが、生き物の中には溢れている。そして、あるとき急に吹き出してくる。

表面は光を構造化する。
光の構造化が表わしているもの=不変と変化
各表面の様子は、どの観察点においても、その光の構造は固有(唯一無二)である。
それが見えるという事は、そこに自分がある/居るということ。常に周りは視線と共に変化するが、その中心に変わらない自分がいる。それが不変。つまり、自分の動きに貼り付いて変化する情報は、自分の存在を表わす。不変は、動いているものの中でしか見れない。その対象の不変の側面が、その対象の構造を示す。


CREATION MEMBERS(Seeing Red ver.γ)

Direction / Lighting Design
Takayuki Fujimoto
Choreography
Jung Young Doo
Dance
Yun Myung Hee, Yuko Hirai, Koshi Hidama
Music
Yoshio Ohtani
Scenic Design
Megumi Matsubara
Media Authoring / VIdeo Design
Ken Furudate
Video Programming
Ryo Kanda
Video Material, Edit
Masashi Nagara
Sound Technic
Shintaro Kamijyo
Costume Design
Noriko Kitamura
Digital Devices
Masaki Teruoka
Stage Management
Ichiro Awazu
Scenc Construction
Hiroi Ariyama(Assistants), Yoshiyuki Nakagawa, Mao Sakai
Management
Haduki Satoh(Hiwood)
Produce
Koichiro Takagi(Hiwood)
Cooperation
Tetsushi Nonaka, Junko Manabe
Technical support
Color Kinetics Japan Incorporated, TamaTechLab.

CREATION PROCESS

2011 Seeing Red ver.α BankART 1929, Yokohama, Japan
2012 Seeing Red ver.β Hammerhead Studio, Yokohama, Japan
2014 Seeing Red ver.γ KAAT, Yokohama, Japan

MOVIES

SeeingRed_赤を見る_γ_5min digest
SeeingRed β digest 5min
Seeing Red_ver.α_digest