Kinsei R&D | Fujimoto Takayuki Works

PROFILE

Kinsei R&D

一般社団法人、The work of art Research and Developmentを活動目的として   2014年設立。
舞台芸術活動を推進し、LED照明を中心とした様々なデジタルデバイスを活かしたメディアアートとパフォーマンスの振興を目指すとともに、広く国内外で活動することを通じ、活動するアーティスト間の連携を構築し、芸術文化の発展に寄与することを目的とする。
 

Fujimoto Takayuki

藤本 隆行 a.k.a. Kinsei(Kinsei R&D ディレクター、照明デザイナー)

日本のアートコレクティブ Dumb Typeのメンバーとして舞台作品に関わり、2014年には、自身の活動のために一般社団法人Kinsei R&Dを設立。
2003年以降、Dumb Typeの活動と並行して、主にLED照明とデジタル技術による照明制御を用いて、個人名義の舞台作品の発表と美術作品の制作を開始。代表的な舞台作品としては、2007年に9名の日本人アーティストと作り上げた、『true/本当のこと』がある。この作品は、筋電センサーなどのデジタル・ディバイスを使い、パフォーマーとその他の舞台要素、特にコンピューター制御によるLED照明との同期を用いて、人間の脳と世界の把握をモチーフにした有機的な舞台を構築した。
また、国内外の舞台関係者とのコラボレーションも活発に行なっていて、近年の作品としては、やなぎみわによる移動舞台車での演劇『日輪の翼』、渋谷慶一郎のアンドロイド・オペラ『Scary Beauty』、Ahn Ae Soon(韓国)のダンス作品『HereThere』、Perfumeのコンサート『Reframe 2019』、Dumb Typeのパフォーマンス『2020』等にも参加、2010年からは大阪の山本能楽堂にて、能の演目にLEDで照明を付ける試みも始めている。
その仕事は,デジタル技術を積極的に舞台や美術作品に援用することで,身体とテクノロジーが確かな相互作用を結び、より解像度と強度の高い経験を観客に提示することを目指している。